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文部科学省選定
キャリア教育と学内外のインターンシップの一層の充実を図ります

2012年10月16日UP

金沢工業大学では、中部圏の23大学の連名で申請した「中部圏の地域・産業界との連携を通した教育改革力の強化」が、文部科学省平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に選定されました。(2012年9月20日選定)

 

当事業は、文部科学省が「産業界のニーズに対応した人材育成の取組を行う大学・短期大学が地域ごとに共同して地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等と産学協働のための連携会議を形成して取組を実施することにより、社会的・職業的に自立し、産業界のニーズに対応した人材の育成」を目指す事業で、金沢工業大学においては、次のような取り組みを行います。

 

金沢工業大学における取組の概要

金沢工業大学ではこれまで「自ら考え行動する技術者」の育成に向け、独自のキャリア教育や1200名以上の学生がキャンパス内で勤務する「学内インターンシップ制度」など、正課・課外の両面で「産業界のニーズ」に対応した人材育成を行ってきました。

 

当事業の選定により、キャリア教育や学内外のインターンシップの一層の充実を図ります。

 

 

■ 業種・職種別ニーズ教材の開発

例えば建設業はどの能力を重視し、どの程度のレベルを求めているかをまとめた教材を作成し、それを早期に学生に示すことで、学生はより大学時に何をしておくべきか、どのような体験をしておくべきかが明確となります。

 

■ 社会人適正能力の把握

入学初年時は、これまでの自分を振り返ることから始め、同時に社会や産業界の現状の認識を深め、これからの大学生活での目標を明確にします。これに加えて、学生には、社会人としての適性がどのように測られ、また自分の現状のレベルがどの程度であるかを認識することは、更に大学生活での修学目的が明確になります。そこで、1年次後学期を目処に、社会人適性を測る検査法を導入し実施します。

 

■ インターンシップの充実

金沢工業大学ではこれまでに、インターンシップを起点に学生が成長していくことを実感しています。そこで、インターンシップを充実した内容となるよう改善します。

@   学内インターンシップ

金沢工業大学では、実践的なインターンシップとして学内でインターンシップを実施する仕組みを有しています。この「学内インターンシップ」の事前研修の内容充実と、社会で必要とされる能力を評価する評価システムの導入を行い、産業界のニーズに対応した人材を育成する仕組みを構築します。「学内インターンシップ」での評価システムは、社会人である担当部署の職員が評価し学生にフィードバックしアドバイスなどを行います。

A   学外インターンシップ

これまで実施してきた学外インターンシップの充実・発展に向け、事前に企業研究を行うフェーズと、インターンシップによって伸ばしたい基礎力を考えさせる仕組みを導入し、それを念頭に学生はインターンシップに参加します。終了後には振り返るフェーズを設けることで、インターンシップへの取り組みの充実と共に、新たな「気づき」が助長され、次のへ成長が加速します。また、学内インターンシップで使用する評価システムを連携企業でも利用できるように構築し、企業人からの評価を受け、産業界のニーズに対応した人材の育成を図ります。

 

■ 自己成長PR発表会

学生の成長に関して、学生自らの認識を学内外に示す「自己成長PR発表会」を開催します。この発表会は、企業・自治体・高校教員・保護者・他大学の教職員等に参加を求め、学生が大学生活を振り返り、自らの成長の様子をエビデンスと共に示し、参加者からの助言や評価を受けて、更なる成長への取り組みを推進することを狙いとします。また、この発表会を通して、学生の情報発信力・コミュニケーション力を深めることも目的としています。発表会から得られたコメントや感想は、正課教育、正課外教育にフィードバックし、その内容はホームページを通して公表します。