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夢考房チームが学生歴代最高記録・燃費2546km/リットルで優勝

2012年8月26日UP

夢考房エコランプロジェクト金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトは8月26日(日)、広島県運転免許センター高速体験コース(広島県広島市佐伯区)で開催された自作省エネカーによる燃費競技会「第16回スーパーマイレッジカーチャレンジ広島」にオリジナルエンジン搭載車両である「stradale」(読み ストラダーレ)」で参加し、自身が持つ国内学生歴代最高記録である燃費2487km/リットルを越える燃費2546km/リットルを記録し、大学・高専クラスで優勝(総合2位)しました。

 

 

 

 

 

夢考房チームstradale「スーパーマイレッジカーチャレンジ広島」は、一人乗りの自作自動車でコースを定められた周回数走行し(約20km)、平均時速25km/h以上でどれだけ少ない燃料で走行できるかを競うレースで、13チーム(一般5チーム、大学・高専6チーム、高校2チーム)が参加しました。

 

 

 

 

 

 

夢考房エコランプロジェクト夢考房チームのこれまでの自己最高記録は2005年度の同大会において「G.E.ALTiC」号(エンジンは市販バイクの改良)が出した2487q/リットルで、当記録は国内学生歴代最高記録でもあります。2007年からは国内学生では初めて学生自身の手で製作したオリジナルエンジンを使用し、今大会では自己の持つ学生最高記録を越える2700q/リットルを目標にエンジン等の改良を重ね、また夢考房チームでは初めて女性ドライバーを起用しての快挙となりました。

 

 

 

総合順位は下記のとおりです。

 1位 チームファイヤーボール(一般)  燃費3038.5km/リットル

 2位 金沢工業大学(大学・高専クラス) 燃費2546.0km/リットル

 

 

(参考資料)

燃費記録2700km/ リットルが目標

夢考房エコランプロジェクト「stradale」(読み ストラダーレ)について

 

1リッターのガソリンでどれくらい走れるのか。夢考房エコラプロジェクトでは極限まで燃費を競う究極のエコカーの製作に取り組んでいます。

 

プロジェクトで製作している車体はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で製作されているため、車体重量は約27kgしかありません。この軽量車体には市販のバイク用50tエンジンでは出力がありすぎて効率が悪いため、夢考房エコランプロジェクトでは、軽量車体に最適な35tエンジンを国内学生チームでは初めて学生自身の手で製作しました。

 

「stradale」(読み ストラダーレ。イタリア語で「ストリート」を意味する)は2009年に開発された車両です。プロジェクトでは自身が持つ学生歴代最高記録である2487q/リットルを越える2700q/リットルを今年度の目標に掲げ、その実現のため、エンジンの能力を引き出すさまざまな取り組みを行ってきました。

 

例えば、エンジンの圧縮比を上げたことに伴い、ピストンの往復運動を回転力に変えるクランクシャフトは最適なものを新たに製作しました。またシリンダ・ピストンには高い潤滑性能を持つ二硫化モリブデンで被膜を形成。ピストンの上下運動を伝えるピストンピンやピストンリングは高速の往復運動と高熱にさらされるため、高硬度で低摩擦,低摩耗な硬質炭素膜(ダイヤモンドライクカーボン)でコーティングし、より滑らかな動きを可能としました。

 

全長 

 3000 mm

全幅 

700 mm

全高  

600 mm

車体質量  

26.5 kg

エンジン  

4ストローク(4サイクル)エンジン

排気量

35t

燃料供給装置 

電子制御燃料噴射

フレーム  

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)ハニカムサンドイッチパネル

カウル 

CFRP(炭素繊維強化プラスチック

 

夢考房エコランプロジェクトWebページ
http://www2.kanazawa-it.ac.jp/ecorun/index2.html