■ 自己開発センター設置の趣旨

 バブルの崩壊から数年が経った平成7年、長期の経済発展をなしてきたわが国は 今までの労働力の供給と需要のアンバランスから多くの問題に直面してきました。
 リストラという言葉が企業に定着し保守化された柔軟性に欠けた人事管理体制のひずみが大きく表面化しました。 すなわち終身雇用制や年功序列制度に動揺をきたし、これにかわり能力主義・実力主義の色彩が濃い時代になってきました。

こうした社会環境に呼応し、学生の自己啓発意欲の昂揚と就職条件好転策の一つとして 学園において在学中の学生の諸資格取得支援体制の確立が急務であると考え、 深遠なる学理探求の場である大学・高専で、資格取得の予備校ではなく、 学生個々のモチベーションを高め、関連資格に挑戦することにより高度な工学修得の基礎能力向上の一手段として、 付加価値の高い教育の実践を目指しセンターが設置されました。

入学偏差値で学校が評価された時代から、いかなる産業人が育成できる学校であるかが評価される時代に変化した今日、 入学から卒業、さらには生涯バックアップ体制をとり面倒見の良い学園であるとの評価は、 受験生の学校選択の大きな視点の一つでもあると確信します。

「学歴は無限の可能性への保証であり 資格は実力の証明である」
 ■自己開発センターは、何をしているの?

資格試験に関する最新情報を学内の本学ホームページ経由で発信することや
資格試験の手続きや学内で開講される資格取得のための講座の受講手続きなどをサポートし、学生諸君の積極的な「資格取得」を応援しています。
この他、自己開発センターでは、全学のキャリア教育と共に資格取得などの「キャリア形成」を支援していきます。

自己開発センター利用案内
場所 8号館2階

窓口利用可能時間
平日 : 8時30分〜17時
土曜 : 8時30分〜13時
休み : 日曜・祝日・学園が指定する休日



主な取り扱い業務
 1.国家試験の受験申請書配布・一括提出(学生に代わり取りまとめ提出)
 2.公的資格試験の受験申請書配布・一括提出(一部の試験の構内実施手配)
 3.民間資格試験の受験申請書配布・一括提出(一部の試験の構内実施手配)
 4.各種試験合格対策講習会の企画・受講者募集・開講運営
 5.資格に関する相談対応


 ■自己開発センターの利用手順

1. 学内の掲示板・TV掲示、自己開発センターホームページで申込み期間をチェック。

2. 大学生は自己開発センター(8号館2階)で、高専生は高専事務局の受付窓口で、申込み期間中に申請書を受け取る。

3. 次の方法で受験料を支払う。資格によって違うので注意!
●学園用証紙で支払う場合
  受付窓口前の自販機で『学園用証紙』を購入し、申請書に貼付ける。
●郵便振込みで支払う場合
  学内郵便局から振り込む。『振込証明書』を所定の欄に貼りける。

4. 申請書に必要事項を記入。
写真が必要な場合は、8号館1階に自動証明写真機があります。

5. 申込み期間中に受付窓口へ提出する。

6. 大学生の受験票は試験日の約1週間前頃に自己開発センターで、高専生はクラス担任から配布する。
  ※ 受験票の配布期間、試験の詳細などは、掲示で案内。
  ※ 試験会場、時間、注意事項を確認し、試験に備える。


■ 冊子”License”の見方

各学部・学科の推奨資格を参照し、各自の目指す(取得)資格を探す。

資格の詳細が記載されている頁を参照し受験日程・受験資格などを確認する。

より詳しい情報を知りたいときは、関連協会のHP(ホームページ:ウエブサイト)のアドレスを資格項目毎に載せているので、 それぞれのHPにアクセスし詳細を確認してください。試験会場や受験料・合格率・Q&Aなどが記載されています。

最終ページには、資格試験や講習会の申し込み受付期間や試験日程記載の一覧表を取り付けてあります。



■ 自己開発センター所長からのメッセージ

資格への挑戦!


自己開発センター所長
諸谷 小四郎


 金沢工業大学開学30周年記念事業として平成7年4月に現在の自己開発センターの前身である 「人材開発センター」が開設されました。
 この人材開発センター設立の趣旨は、学生諸君の自己啓発を高め、工学基礎能力を向上させるため の一手段として、また、意欲的な進路開発への第一歩として、資格取得を目指すためとあります。

 最近、企業における就職時の評価は、「どこの大学・高専の出身であるか」という時代から、「在学中に何を学び、何を身に付けているか」 へと変わって来ています。在学中は日々の授業の中で学んだことがどれだけ身に付いたかを見る一番身近なものとして、各種の資格試験 があります。一口に資格試験と言っても分野、内容等様々ですが、どの資格試験においても多少なりとその目的を達成するには努力が 必要です。授業や研究活動の中で、資格取得のための勉強時間を持つ必要性があります。 その努力が報いられた結果が資格取得に繋がり、日ごろの授業の中においても基礎学力の向上と自信にも繋がります。

 学生諸君には、最終年次において就職ということが待ち構えています。
 企業への就職試験時には普段の修学活動や研究活動が最も重要なことは言うまでもありませんが、就職試験は、 自分自身の人生を左右するといっても過言ではないくらいの「節目」でもあります。
その中で、履歴書には資格・免許・賞欄があり、この項目での「キラリ」と光るものの有無で、受験者に対する評価が変わってきます。
 このため「資格」が非常に重要な項目の一つになり得ます。
 高等教育機関においては、資格取得は最終目的ではありませんが、就職採用側では最も重要な教育・研究の成果や活動の他に、 工学技術者として何を身に付けているかも見ています。この項目の中に光るものの1つが「資格」であります。

 自己開発センター初代所長である佐久間亘先生は「学歴は無限の可能性への保証であり、資格は実力の証明である」という、 言葉をのこされております。
 就職試験時には、重要項目の一つとして資格取得を学生諸君に提言します。