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【地域連携プロジェクトにおける基本活動プロセス】
 プロジェクト活動は、学生と地域住民が一体となったチームによって取り組まれます。本学教員が研究活動の一環としてこれまで取り組んでいる金沢市との連携実績を基盤に、プロジェクトに参画する地域住民および団体の協力をもらいます。 本取組の「地域連携プロジェクト」は、金沢市の基本計画を把握すると共に、本学の教育の特色である問題発見解決型の学習プロセスを軸に、「地域の課題発見」「地域住民のための解決策の創出」「地域住民と共に活動する解決策の実践」「事業の改善に向けた実践の振り返り」という一連のPDCA型の学習を行います。これはフィールドワークを通した実践とその活動の改善を継続的に行うことで、学習内容はより地域の特徴に合わせたものとなり、学生は専門力と社会性を身に付け、技術者としての基本的スキルを習得します。 この基本活動プロセスを踏まえた、段階的に発展する「地域連携プロジェクト」の2つの学習フェーズについて以下に示します。
【地域連携プロジェクトにおける基本活動プロセス】
 ・地域の選定とプロジェクトメンバーの構成

指導担当教員は、自らの研究活動の実績による連携を基盤として、特定地域(町会または商店街区)を選定します。指定された地域から地域住民の代表者を選出し、募集した学生メンバーとともに「ポイント型地域連携プロジェクト」による活動を開始します。

 ・事前学習

プロジェクトメンバーは、事前学習として指導担当教員による勉強会において、まちづくりへの取組事例や金沢市の基本計画について理解を深めます。

 ・課題の発見

プロジェクトメンバー内における学生と地域住民のディスカッションならびに地域住民へのヒアリングを通じて、地域に根ざした課題やニーズを把握します。また地域が主体となって行っているまちづくりイベントなども調査し、地域の特性を理解します。

 ・解決方法の選定


把握された課題から地域ニーズに応えるための解決方法を選定します。プロジェクトメンバーは解決策として取り組む活動の概要(方法、実践時期、場所など)を決定し、“まちづくり企画案”を作成します。この企画案はプロジェクトに参画するメンバーから複数提案され、コンペ形式で選定を行い、プロジェクトとしての企画案を確定します。確定した企画案に基づいて、メンバーは取組内容を具現化し、活動の趣旨・目的・目標・活動内容・活動成果を図る指標・全体のスケジュール(地域住民の参加ポイント含む)等を記載したポイント型地域連携プロジェクトの実施計画書を作成します。

 ・解決方法の実践

実施計画書をもとに課題解決のための実践活動を行います。学生と地域住民は小グループに分かれて、学生はこのグループの中でリーダーシップを発揮しながら、解決策として選出した方法を地域住民と協力して実践します。

 ・活動の振り返り

プロジェクトメンバーは、実施計画書に示されたプロジェクトの目標及び成果を把握する指標を活用し、学習プロセス全体の活動を振り返ります。事前学習の内容、地域ニーズに対応した解決方法の妥当性、解決のための実践活動の内容とスケジュール管理、地域住民との協力体制等について振り返り、次年度に向けた改善点を出し合います。また、本取組は継続的な取組が必要で、取組実施規模が段階を経て拡大する事が予想さることから、プロジェクト活動のプロセスを明確にし、地域住民が主体となって取り組める運用体制についても検討する必要があります。また「エリア型地域連携プロジェクト」への発展に向けて、複数のポイント型地域連携プロジェクトが活動している間は、地域間による定期的な情報交換会を実施し、今後の取組について検討を行います。この一連の活動結果は報告書としてまとめられ、報告会を実施して学内および地域に公開します。
【エリア型地域連携プロジェクト活動プロセス】
・地域の選定とプロジェクトメンバーの構成

学生と教員によって、事前に実施した「ポイント型地域連携プロジェクト」の活動成果を踏まえ、取組を展開する対象地域を選定します。プロジェクトメンバーは事前の「ポイント型地域連携プロジェクト」のメンバーを中心として再構成され、プロジェクトパートナーとして金沢市や観光協会が参画し、「エリア型地域連携プロジェクト」の活動を開始します。

・事前学習

プロジェクトメンバーは、指導担当教員による勉強会において、金沢市の基本計画やその取り組み内容、また、実施した「ポイント型地域連携プロジェクト」の活動内容について理解を深めます。さらに、プロジェクトの対象となる地域の規模に応じた、他都市のまちづくり事例を参考にエリア型地域連携プロジェクトの活動イメージをつかみます。

・課題の発見

プロジェクトメンバーは「ポイント型地域連携プロジェクト」での活動実績をもとに、把握した複数の地域のニーズや地域の共通項となる特性をまとめます。

・解決方法の選定


プロジェクトメンバーは、まとめられた課題から金沢市の基本計画に基づく「エリア型地域連携プロジェクト」活動の概要(テーマ、実践時期、場所など)を決定し、総合的な“まちづくり企画案”を作成します。この企画案に対して、プロジェクトパートナーである金沢市や観光協会はアドバイスを行い、金沢市の都市計画の事業一環としての企画案の確定をサポートします。プロジェクトメンバーは、企画案に沿って取組の内容を具現化し、活動の趣旨・目的・目標、活動内容、活動正課を図る指標、全体のスケジュール(地域住民、行政・観光協会の参加ポイント含む)を記載した実施計画書を作成します。

・解決方法の実践

「ポイント型地域連携プロジェクト」で得たノウハウを活用して、学生と地域住民は小グループに分かれて実施計画書を基に活動を行います。

・活動の振り返り


「ポイント型地域連携プロジェクト」と同様に、実施計画書に示されたプロジェクトの学習プロセス全体の活動を振り返り、次年度以降の活動について検討を行います。また、金沢市の都市計画の事業の一環としての取組成果は、学内や地域住民への公開に加え、金沢市に対し活動内容及び取組成果等について報告します。
◆取組の概要
◆取組の趣旨、目的
◆取組の実施体制等
◆評価体制等・教育改革への有効性
◆指導担当教員
 
◆活動の取り組み

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