RDA(Re-Design Apartment)プロジェクト (アパートリノベーションプロジェクト)

RDAでは、リノベーションを行う際に学生自らがニーズ調査を行い、自分たちが求めるアパート像を明らかにし、そこから具体的なデザインへと変えて行くというプロセスをとる。

これにより、現在建設されているアパート群よりもダイレクトにユーザーの求めるアパートが生み出せる。これは、実際の建築的寿命よりも早く取り壊されてしまうアパートにとって価値を長く持続できることとなり、長寿命化への大きな貢献となる。

リノベーションにかかるコストに関しても、学生が企業と協力しながらコントロールを行うことで、適正な家賃設定が可能となり、同時に経済的な感覚も養える。

リノベーションを行った部屋には、プロジェクトに関わった学生が家賃を払いながら実際に生活を行う。これは、環境マインドを実践する一つのフィールドとなり、その他の学生にとっても大きなアイコンとなる。また、デザインや実際の作業に学生が参画する事で建物に対する愛着が強くなり、いいものを大切に工夫しながら使っていくという精神を養う事ができる。