アルミハウス・プロジェクト

環境共生型モジュールプロジェクトでは、いくつかのモジュールに分かれプロジェクトを進めていく。

1.地中熱エネルギー利用モジュール
これまで100mを超す深さから採熱していたものを10m前後の浅い深度から効率よく採熱し、住宅レベルでも実用的なコストで設置できるモジュールを開発する。

またこの地中熱を有効に冷暖房に活用するためにアルミを用いた壁面を輻射面として利用する構造体の開発も同時に行い地中熱を用いた輻射式冷暖房モジュールを開発、検証を行う。

 

 

2.グリーンカーテンモジュール

昔ながらの日本人の知恵である打ち水の効果を利用した生け垣を開発する。フレームに植物を絡ませて栽培し、生け垣を作りミストを定期的に噴射させる。

ミストの気化熱により通過する風の温度を2〜3度低くし、室内に取り込む風の温度を下げる事で冷房の効率を高める。

以上のような自然エネルギーを活用した環境共生型モジュールの開発を学生と企業とが協同して参画する事で環境マインドの醸成を行っていく。