プロジェクトの実施・評価体制

本教育プロジェクトを推進していくために、環境・建築学部の学部長を中心に、学部内で「環境問題」をテーマに教育プロジェクトを実践した実績がある教員と、地域連携教育を支援する職員をメンバーとする「プロジェクト推進チーム」を発足します。

プロジェクト推進チームに参画する教員は、学習プロセスの設計ならびに、その設計に基づく教育実践を行います。一方、職員は、地域や企業との連携による学習フィールド構築のために外部機関との調整を図ります。

本取り組み全体についての評価は、学生への学習効果と「環境問題」への地域貢献度合いをもとに評価します。具体的には、?ECO PAPERに記載したプロジェクト成果目標値への達成度や、?プロジェクトに連携する外部機関からの外部評価、さらには、?教育プロジェクトに参画する学生・地域住民・企業の満足度等、を指標として用い、教育プロジェクトとして評価改善を行います。

また、各教育プロジェクトの運営や学生への指導方法等において効果があった取り組みを、教育実践ならびにプロジェクト運営の両面からレポートとして取りまとめ、学科の枠組みを超えた教職員の連携によるFD・SD研修会を開催します。

なお、これら一連の教育実践の評価改善の結果については、全学的な学事運営システムに対してフィードバックし、教育システムの有効性についての評価、ならびに「環境問題」を切り口とする教育プロジェクトとして、他学部・他学科への応用が可能かどうかについて検討を行います。