スケジュール

本取組の全体スケジュールおよび達成目標に対しての各年次の実施計画について。

本取組の事業推進

1年次に、本取組の事業を推進する中心メンバーとなる、「IR活動強化推進チーム」を発足させ、継続的に本取組の推進状況の報告、年1回の全学的な場における報告会を開催します。チームメンバーは、IR活動強化の推進状況に応じて適宜入れ替えを行います。

IR活動として発信する情報のフレームワークの確立の実施計画

1年次 IR活動強化推進チームが中心となって、全職員を対象とするSDとして実施される研修プログラムの設計。
経営品質セルフアセスメント研修を学内で実施し、研修を受けた職員を中心に、各事務組織に蓄積される教学経営に必要となる情報を洗い出す。
2年次 1年次に作成した全職員対象のSD研修と、経営品質セルフアセスメント研修を継続的に実践。
研修を受けた職員を中心に、各事務組織に蓄積される教学経営に必要となる情報の収集と整理を行い、IR活動として発信する情報のフレームワークを確立。(※一部分析についてスタートさせる)
3年次 2年次同様SDを継続的に実践し、収集した教学経営に必要な全ての情報分析を行い、教学経営に必要な情報の一元管理と分析を行う仕組を確立。

学生の成長プロセスを可視化するポートフォリオシステムの再構築の実施計画

1年次 課外学習ポートフォリオシステムの開発と、総合ポートフォリオシステムの設計。
2年次 課外学習ポートフォリオシステムの運営ならびに総合ポートフォリオシステムの開発。(※ポートフォリオを活用した学生の情報発信をトライアルで実施)
3年次 総合ポートフォリオシステムの一部運用結果を反映させる開発を行うと同時に、システムを本格運用させ、学生の情報を発信。

ステークホルダーとの相互理解を図る場の構築とFD・SDの連携体制の確立の実施計画

1年次 ステークホルダー交流プログラムの運営を検討するために、トライアルとしてプログラムを実施。
2年次以降 ステークホルダー交流プログラムを本格運用し、ステークホルダーから寄せられるコメントや、教学経営に必要な情報を総合的に分析し、フィードバックレポートを作成することで、効果的なFD・SDを実践。

財政支援期間終了後も、展開予定

本取組については、財政支援期間終了後も継続的に取り組みます。期間中に仕組の構築やシステム開発、IR活動強化推進メンバーを中心とした教学経営の改革に必要なスキルの向上を実現するため、財政支援期間が終了しても継続的に事業を推進することが可能です。
また、構築された仕組や体制のあり方等のノウハウについても、継続的に情報発信し、他大学との交流から成果の横展開を積極的に図ります。
これらの活動が、「学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」、「入学者受入れの方針」といった一連の教学経営プロセスに対する地域社会との相互理解の普及に繋がり、本学における教学経営の更なる改革に繋がると考えています。