平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

23.風と流れのプロジェクト

担当教員 工学部 航空システム工学科 岡本 正人 教授
工学部 航空システム工学科 藤 秀実 教授
工学部 航空システム工学科 佐々木 大輔 准教授
工学部 機械工学科 杉本 康弘 准教授
参加予定学生 240名

プロジェクト概要

 北陸特有の気候から金沢周辺地域は風が強く、空気の流れの影響を受けるものが沢山ある。風の中に置かれた物体にはどのような力が働くかを明らかにし、地元企業が手がける航空写真による地形の3D形状計測から文化財の形状計測技術と連携し、地域の災害の軽減や環境対策を検討する。参加する学生たちは、授業や企業との連携を通して身の回りにある物体の形状計測やモデリングのスキルを高め、数値解析、風洞実験、水槽実験等を行いながら流体解析のシミュレーションから得られた結果に基づき、防災・環境対策について自治体と意見交換を行う。また、航空工学を専攻する学生が多いことから、航空機に関する題材において、3D計測技術の応用について検討を進める。

行動目標

  1. 身近な物体の周りの流れについて流体力学的に討議をすることができる。
  2. 身近な物体の周りの流れについて数値解析を行い、考察できる。
  3. 地域連携の目的を理解し、モデリングに取り組むことができる。
  4. 流体中に置かれた物体の流体力学的特性を測定するのに最適な解析・実験方法を選択し実験を行うことができる。地域連携の意義を考えてその結果を発表することができる。
  5. 地域の企業と連携し、無人飛行機の実用化について検討し、結果を発表することができる。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
機械工学科 2年 必修 流れ学Ⅰ
機械工学科 3年 必修 流れ学Ⅱ
機械工学科 3年 選択 流体力学
機械工学科 4年 必修 プロジェクトデザインⅢ
航空システム工学科 2年 必修 流れ学
航空システム工学科 3年 必修 3D-CAD
航空システム工学科 3年 必修 航空流体力学A
航空システム工学科 3年 必修 数値シミュレーション
航空システム工学科 3年 選択 航空流体力学B
航空システム工学科 4年 必修 プロジェクトデザインⅢ
機械工学専攻 1年 必修 航空機設計開発統合特論
機械工学専攻 1-2年 必修 ビークルシステム工学研究

 

平成27年度の活動予定

  • 解析対象物の選定、形状計測を依頼(企業)
  • 講演会の開催(3Dモデリング技術・実験解析技術・流体解析技術)
  • 実験や解析方法進捗状況を含めたアクティブラーニング
  • 実験・解析
  • 発表会

 

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