平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

16.石川県内に湧出するミネラルウォーターのキャラクタリゼーション

担当教員 バイオ・化学部 応用化学科 藤永 薫 教授
バイオ・化学部 応用化学科 小松 優 教授
バイオ・化学部 応用化学科 大嶋 俊一 准教授
バイオ・化学部 応用化学科 渡辺 雄二郎 准教授
参加予定学生 5名

プロジェクト概要

 金沢市・野々市市を取り巻く加賀地方は、白山に降った降水を起源とする伏流水(地下水)も豊かで、それらを利用する多くの醸造所が集積している。地下水は岩石層をゆっくりと浸透してゆくために、岩石層に含まれるミネラルを溶出させてミネラル成分を多く含み、いわゆる美味しい水として重宝されることが多い。県内には多くの名水があるが、水質のキャラクタリゼーション(特性解析)がほとんど殆ど行われておらず、データ化されていない。本プロジェクトでは学生における地元の水環境への関心を喚起し、各湧水の水質の特性・特徴が明らかにするとともに、地域社会の水資源の活用の可能性を検討し、湧水のミネラルウォーターとしての商品化の可能性を探る。

行動目標

  1. 水質データを例示することによって実例から、環境化学、水圏環境化学の理論についての理解を深めることができる。
  2. 環境水中の微量・超微量化学種の分析技術の習熟、ならびに得られたデータの評価能力、機器分析法の操作原理に対する理解力の一層の涵養を図ることができる。
  3. 環境試料水の採取、前処理法および環境試料水の分析法を理解することができ、得られたデータを基に環境試料水を評価することができる。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
応用化学科 2年 必修 分析化学
応用化学科 2年 選択 環境化学
応用化学科 3年 選択 アドバンスト環境化学
応用化学科 3年 選択 環境計測学
応用化学科 4年 必修 プロジェクトデザインIII
バイオ・化学専攻 1ー2年 必修 環境化学研究

 

平成27年度の活動予定

  • 各種水質分析法の練習・習得
  • 各種分析機器の操作方法の練習・習得
  • 湧水試料の採取と地域社会からの聞き取り調査
  • 採取した湧水試料の水質分析
  • 分析結果の評価・解析

 

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