平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

11.コトづくりとモノづくりの連環によるPBL型総合力醸成プロジェクト

担当教員 環境・建築学部 建築デザイン学科 下川 雄一 准教授
環境・建築学部 建築学科 須田 達 講師
環境・建築学部 建築学科 円井 基史 准教授
工学部 機械工学科 杉本 康弘 准教授
基礎教育部 基礎実技教育課程 伊藤 隆夫 教授
参加予定学生 65名

プロジェクト概要

実社会におけるモノづくりは依頼者の要望、特定のニーズや条件に基づいて実現され、その設計・制作のプロセスでは様々な関係者間の目標の共有、各種の連携や調整、技術協力等(コトづくり)が必要となる。また、実際にモノが完成した後も積極的な利用促進や評価など、様々なコトづくりが不可欠である。このようなモノづくりとコトづくりの連鎖による専門分野の理解には大きな意義があると考えられるが、通常の授業ではその一連のプロセスを学生自らが体験し、実感することは難しい。そこで本プロジェクトでは、①学生自らが地域のステークホルダーや住民と関係構築を行いながら問題発見や解決策の提案を進め、②その実現に必要なモノづくりやコトづくりの特性やプロセスを検討し、③実際にそれらを実践・運用した上で、④それらの総合的な達成状況を学生自らが評価するような活動を企画・実施する。

行動目標

  1. 子供たち向けサイエンススクールを計画・実施し、そのための情報収集・連絡・意見調整等を円滑に行うことができる。
  2. 企画や作業の内容に応じた効果的なチーム編成・協力と分担・情報共有・スケジュール管理等、チームマネジメントをすることができる。
  3. 能性や意匠性、施工性や安全性、採算性などを総合的に検討し、スケジューリングも含めたモノづくりの計画と実際の制作をすることができる。
  4. 地域活性化にとってより良い状況づくりのために、計画検討、情報整理、ムード作り、関係者間の調整、スケジュール管理等のマネジメント事項の顕在化し、円滑に進めることができる。
  5. 制作したモノの展示や運用まで、一連の流れを生み出し、実践するころができる。
  6. 3次元モデル作成やシミュレーションに関する技術を高めるとともに、その可能性や限界、今後の課題等を考察し、知見を深めることができる。
  7. 上級生と下級生間での相談、助言しあいながら、事業を推進することができる。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
機械工学科 3年 選択 流体力学
建築デザイン学科 1年 必須 建築学概論Ⅰ
建築デザイン学科 2年 必須 建築構造力学Ⅰ
建築デザイン学科 2年 必須 建築CAD
建築デザイン学科 3年 選択 空間メディア
建築学科 1年 必須 建築学概論Ⅰ
建築学科 2年 必須 建築構造力学Ⅰ
建築学科 2年 必須 建築CAD
建築学科 3年 選択 空間メディア
建築学科 3年 必須 建築総合演習A
建築学科 3年 必須 建築総合演習B

 

平成27年度の活動予定

  • プログラムA事業計画 :情報交流館カメリアや地域住民との連携による各種の調査や活性化、オブジェ・遊具等のイベントに必要な空間装置の設計・制作
  • プログラムB事業計画 :野々市市内の地域住民・団体との連携および学生相互の連携、地域らしさを踏まえた空間装置の設計・制作
  • プログラムC事業計画 :施主や地域の設計事務所・建設会社との連携および学生相互の連携 、小規模木造建築の設計と監理

 

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