平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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お知らせ(平成27年度)

「ポジティブ心理学を活用した地域における メンタルヘルスのボランティアの育成」プロジェクト
第2期「野々市市民カウンセラー 連続講座」開講

2015.06.16

講座開講の受講にむけて あいさつをする塩谷教授

 COC事業である「ポジティブ心理学を活用した地域におけるメンタルヘルスのボランティアの育成」プロジェクトでは、心理科学研究所長の塩谷亨教授主導のもと、野々市市民を対象として「市民カウンセラー連続講座」第2期を開講した。本プロジェクトは平成26年度に発足した野々市市と金沢工業大学の連携事業であり、昨年は第1期修了生38人を送り出している。

 昨年は初年度のため準備期間を長く見積り、10月からの1クールのみの開講であったが、その際大変好評を博したので、今年度は前学期と後学期に1クールずつ、合計2クール開講することに決定した。5月に野々市市の広報誌やチラシを通じて募集を開始したところ、昨年同様定員30人は瞬く間に埋まった。そのため枠を増やし、今期は37人体制でのスタートとなった。

 第2期の開講式は6月16日(火)10時から、12号館1階アントレプレナーズラボで開催された。本プロジェクトの代表である塩谷教授と野々市市福祉総務課の小寺純平氏から受講生に向けてのあいさつが行われた。野々市市からは市のキャラクターである「のっティ」も登場し、会場を沸かせた。また、第1期の修了生が立ち上げた野々市市民カウンセラーの会「ほわっと」の木村優子会長と荻野直子副会長からのあいさつも行われた。


受講生に激励の言葉をかけるのっティ

  野々市市民カウンセラー連続講座では、傾聴スキルの向上が主軸となっているが、それ以外に野々市市内の社会資源についても学ぶ。身近な人から深刻な悩みの相談を受けた際に野々市市の各相談窓口を紹介することで、サービスギャップの解消を図ることも目的の一つである。デジタル化が進む世の中で、反対に人と人との直接的な対話の重要性は今後更に高まっていくであろう。人とのつながりを重視した本プロジェクトがこれからより発展していけるよう、野々市市との連携も含めて連携推進室ではサポートしていく。

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金沢工業大学 産学連携局 連携推進部 連携推進課

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