金沢市役所職員の説明を聞く学生たち
本学2年次生対象の科目「プロジェクトデザインⅡ」の 地域連携テーマとして、野々市市と金沢市から課題が提起され、 その説明会が4月10日(金)午後4時40分から、7号館203教室(野々市市テーマ)と同202教室(金沢市テーマ)で行われた。
3つのテーマについて説明する野々市市役所職員
野々市市役所から職員3人が来学し、学生40人、本学教職員9人の計52人が参加した。 佐藤恵一副学長のあいさつの後、基礎実技教育課程西川幸延教授の司会で、市役所職員から以下の3テーマの説明が行われた。
①野々市市の投票率の向上(総務課(選挙管理委員会))
②野々市市の将来の人口(企画課)
③応急仮設住宅の供給等(建築住宅課)
説明の後には、活発な質疑応答が行われた。会場から上がった多くの質問に対し一つひとつ丁寧に回答してもらうことで、参加学生は自分のテーマの理解をより深めていたようである。最後に会場からの感謝の気持ちを込めた大きな拍手で、テーマ説明会は終了した。
テーマに沿って説明する金沢市役所職員
金沢市役所から8人の職員が来学し、学生80人、本学教職員22人の計110人が参加した。基礎実技教育課程の松本重男教授の本説明会の趣旨説明の後、同教授の司会で進行し、各テーマについて市役所職員による説明が行われた。 本年度は、次の6テーマが提示された。
①公衆無線LANの利用促進策について
(情報政策課(ICT推進室))
②観光力の強化策について(観光交流課)
③金沢の歴史文化資産の保存活用策について
-「金澤町家」を考える-(歴史建造物整備課)
④加賀野菜のブランド力向上について(農業振興課)
⑤エコライフ・再生可能エネルギー利用促進策について(環境政策課)
⑥命を守る住まいづくりについて(建築指導課)
金沢市の様々な取り組み、またそれに対して今まさに生じているリアルな問題を、時間の許す限り詳細に説明してもらったことから、非常に有意義なテーマ説明会となった。
学生も熱心にメモを取っていたようである。最後に佐藤副学長によるお礼、およびプロジェクトデザイン教育の意義が述べられ、本説明会は幕を閉じた。
【KITニュース版】 http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2015/20150413_pd2.html