平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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お知らせ(平成26年度)

農業イノベーションを目指した「第2回 教育研究交流会」開催!

2014.10.03

 平成26年10月3日(金)に第2回教育研究交流会が開催された。教育研究交流会の目的は、学部学科の枠組みを越えた教育研究の交流を促進し、地元企業や地域住民の方々との連携から、地方都市発イノベーションを目指す教育研究プロジェクトを全学的に推進することにある。

 今回の教育研究交流会では、「農業イノベーション」をテーマに開催し、約50名の教員が参画した。交流会を主催する学長からは、農業イノベーションは現在国の重点政策にもなっており、農業と工学の連携はイノベーションの鍵を握っていることから、教員同士の積極的な交流を図っていただきたい。また平成27年度の学長裁量による教育研究プロジェクトの公募を年内に実施することから、積極的に応募していただきたいと挨拶があった。
当日は、県内で最大の6次産業を展開されている株式会社六星様をお招きし、農業の現場における様々な課題や将来のビジョンについて情報を提供していただくと同時に、教員が取り組む研究領域の融合や産学連携の可能性について具体的なディスカッションを行った。

 株式会社六星様からは、農業にはOPENになっていない様々な課題があり、そういった領域について、産学連携により解決に向けた一歩を踏み出したいと話があった。
本学が取り組む研究領域との関連では、農業ビックデータの活用、農業のノウハウのマネジメント、生産管理の改善、農作業における安全・安心、土壌環境の可視化、流通におけるトレーサビリティ、機能性食品の開発、独占市場である農業設備・機械産業のイノベーション・・等、様々な領域での連携の可能性があり、参画した教職員は株式会社六星様の担当者と具体的な研究テーマに対する意見交換を行っていた。
 今後、今回参加した教員の研究室に所属する学生等を交え、農業イノベーションに向けたアイディア出しを行う学習機会等を設ける計画をしている。

 今後も、地域社会のニーズや国の政策を背景とした教育研究交流会を継続的に開催し、学生、教職員が教育研究の成果を地域社会に還元する実践的な教育研究の充実を図っていきたい。

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