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連携取組の内容

その① アクティブラーニングを活用した教育力の強化

大学間で情報を共有し、その成果を産業界とともに検証します。

大学が育成すべき資質と、産業界が必要と考える資質。これを共通の土俵の上で対話し、各大学の教育方針を整理します。これが、基礎的資料となります。

各大学の教育方針と育成すべき力に関するフォーマット図

実際の教育手法として、アクティブラーニングを活用します。これは講義形式ではなく、学生参加型、共同学習、課題解決型など、学生の能動的な学習手法です。

  1. グループワーク
  2. ディベート・討議
  3. フィールドワーク
  4. プレゼンテーション
  5. 評価・振り返り

どんなアクティブワークがどのような教育効果を生んでいるかについて、成功や失敗に関わらず、大学間で情報を共有し、整理体系化する取組を進めます。その成果を、中部圏産学連携会議における産業界との対話を通して検証します。

その② 地域・産業界との連携力の強化

中部圏産学連携会議を通じ、ニーズに即応する人材を育成します。

産業界のニーズに対応した人材を育成するために、インターンシップの高度化を図ります。インターンシップについてはこれまでも一定の成果を挙げてきましたが、質的連携が十分とは言えず、改善する余地が見受けられました。そこで教育効果を改善する意味において、大学と産業界とが関わる仕組みづくりを実行します。まず連携型授業の導入を促進し、産業界の生きた体験や知識を教育現場に取り入れます。さらに対話と連繋を進める上での協議会等を設置し、人材育成のための仕組みを作ります。

上記2つのテーマを取り組む上で、成功事例と失敗事例を共有し、知識化します。成功事例については、従来の成果報告の形式で行います。一方、失敗事例については、事象、経過、原因、対処、総括の状況を把握した上で、知識化を試みます。たとえ失敗事例であっても批判するのではなく、今後の教育改革体制づくりに活かす材料とします。知識化された事例については、各大学において、社会が活用可能な方法で発信します。

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