杉光 一成

知的財産科学研究所所長

教授・博士(医学)/博士(工学)

杉光 一成

SUGIMITSU Kazunari
最終更新日 2024/04/05

■略歴
1985年
 
3月
 
私立城北高等学校 卒業

1990年
 
3月
 
慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒業

1990年
 
4月
 
株式会社 東芝 

1990年
 
9月
 
株式会社 東芝 知的財産部 特許出願グループ 

1995年
 
4月
 
酒井国際特許事務所 

1999年
 
3月
 
東京大学大学院 法学政治学研究科 修士課程 修了

2000年
 
11月
 
株式会社イデアリング 代表取締役 

2001年
 
3月
 
法政大学大学院 工学研究科 修士課程 修了

2002年
 
6月
 
金沢工業大学 IT研究所 主幹 

2002年
 
8月
 
金沢工業大学 教授 

2006年
 
3月
 
東北大学大学院 工学研究科 技術社会システム専攻 博士課程 修了

2016年
 
4月
 
金沢工業大学 大学院イノベーションマネジメント研究科 イノベーションマネジメント専攻 教授 

2021年
 
10月
 
東京慈恵会医科大学大学院 医学研究科 医学系専攻 博士課程 修了



■専門分野
専門:知的財産、経営学(マーケティング)、医学・医療・製薬、教育工学

■研究業績
業績ページへ

■学生へのメッセージ

石油産出国は、石油資源を外国に輸出することで国富を増大させています。わが国の強みである技術力やコンテンツなどの「知的財産」も一種の「資源」ととらえることができます。外国において知的財産権を確立し、排他的に事業を展開し、あるいは現地企業にライセンスすれば、いずれの場合でも外貨を得て国富を増大させることができます。石油は枯渇すると考えられていますが、知的資源は理論的に無限に産出できるため、物理的資源に乏しいとされる我が国にとっては理想的な「資源」といえます。
他方、知的資源は「情報」ですので、その管理は容易ではなく、それを可能にするのが法制度となります。
本大学院では、我が国の知的財産に関する法制度を基礎に、諸外国の法制度や企業におけるマネジメント等を一括して1年間で集中して学ぶことができる画期的大学院です。
少子高齢化で内需の拡大も厳しい日本が目指すべきは「知的資源立国」以外にはないと考えます。本学への入学は、そのような我が国で重要な一翼を担う人材となるための第一歩となるでしょう。



■所属学科
産学連携室