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AIラボが組込みシステム技術協会とOSSコンソーシアムとの共同で「オープンソースによるドローン開発ワークショップ」を白山麓キャンパス・KITイノベーションハブで開催。当日の様子は動画でも紹介

ワークショップには金沢工業大学の学生と教員、企業エンジニアが参加

「オープンソースによるドローン開発ワークショップ」が7月21日(土)、22日(日)の2日間、白山麓キャンパス・KITイノベーションハブで開催されました。


当ワークショップは金沢工業大学AIラボ(所長 中沢実情報工学科教授)が、一般社団法人組込みシステム技術協会とオープンソースを推進するOSSコンソーシアムとの共同で開催したもので、組込みシステム技術協会の小林康博氏(株式会社金沢エンジニアリングシステムズ)のコーディネートにより実現しました。


当ワークショップの最大の特徴は、ドローンのモータ制御などを行うフライトコントローラをオープンソースで開発した点にあります。現在の国内ドローン市場では海外メーカーが大きなシェアをとっていますが、オープンソースを使用したフライトコントローラを開発することにより、国内のドローン産業の発展拡大に寄与することを目標としています。


当日は、金沢工業大の学生7名と教員2名(中沢実 情報工学科教授、西川幸延 基礎実技教育課程教授)、企業エンジニア6名が参加しました。組込みシステム技術協会の今村博宣氏と宮本昌典氏(ともにドローンワークス株式会社)の指導のもと、参加者はオープンソースでドローンを開発し、みごとに飛行させることができました。


AIラボでは今後、組込みシステム技術協会とOSSコンソーシアムと連携して、ドローンの自律飛行制御やドローンによる配送システムなどの研究を行うほか,産業用ドローンの立ち上げのために、オープンソースを活用してドローンの開発ができるエンジニアが育つ場を提供していく考えです。


当日の動画はこちら>>


白山麓キャンパスにあるKITイノベーションハブ。各種の実証実験が可能


世代を超えて取り組むのも金沢工業大学ならでは


調整にも余念がない


完成したドローンを実際に飛ばしてみる

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