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米国の世界的な研究開発機関、SRIインターナショナルとの共同教育。イノベーション(新しい顧客価値)をチームで創造していくノウハウを実践的に学ぶワークショップが始まる

金沢工業大学では米国の世界的な研究開発機関、SRIインターナショナルとの共同教育として実施しているワークショップ「SRI Introduction to Innovation」を今年度も学部・大学院生を対象に2月20日(火)から2月27日(火)まで開催します。

期間中、学部1年次から大学院修士課程1年次まで、あわせて89名の学生が1コース2日間の日程でワークショップに参加し、SRIが体系化したイノベーション創出のノウハウを実践的に学びます。

なおワークショップにはすべてを英語で行うコースが2コースあり、今年度は25名の学生が英語コースに参加します。

金沢工業大学ではグローバル社会に向けイノベーション創出を可能にする新たな教育として、「世代・分野・文化を超えた共創教育」を全学で推進しています。

「SRI Introduction to Innovation」は、コンピュータのマウスやiPhoneのSIRI、インターネットのURLなど、私たちの生活を一変させた数々の革新的イノベーションを創出してきたSRIインターナショナルとの共同で2014年度より実施しているワークショップです。SRIのイノベーション創出の実践方法を体系化した「イノベーション5つの原則」を学ぶワークショップ(5DOIワークショップ)に加え、"Design Thinking"の考えも導入しています。

学生はワークショップを通じて、自身の研究テーマや実現したいアイデアを市場ニーズや顧客視点でとらえ、イノベーション(新しい顧客価値)をチームで創造していくノウハウを実践的に学びます。

【イノベーション5つの原則について】

SRIインターナショナルが自らの実践と世界各国の企業・団体と連携し見出した「現場たたきあげ理論」ともいえる実践法を体系化したものです。

原則その1:顧客と市場の重要なニーズをとらえる

原則その2:顧客価値の創出

原則その3:イノベーションをリードするチャンピオン

原則その4:イノベーション・チームの構築

原則その5:チーム内の意思統一

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