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世界的な研究開発機関・SRI のイノベーション創出のノウハウを学ぶ。
金沢工業大学の学生を対象としたワークショップを実施。


2017年2月28日のワークショップの模様 


金沢工業大学では、数々のイノベーションを牽引してきた世界的な研究開発機関・SRIインターナショナル(旧スタンフォード研究所)が持つイノベーション創出のノウハウを学ぶ「SRIワークショップ(SRI's  Introduction to Innovation)」の2016年度プログラムを、学部1年生~4年生、大学院生および金沢高専5年生を対象に実施しました。

今回は82名の学生が参加しました。
・ワークショップA(日本語コース)2月20日~21日 学部3年生~大学院2年生20名
・ワークショップB(英語コース)2月20日~21日 学部3年生~大学院1年生22名
・ワークショップC(日本語コース)2月28日~3月1日 学部1~4年生19名、高専5年生1名
・ワークショップD(英語コース)2月28日~3月1日 学部1~3年生15名、高専5年生5名



2017年2月20日のワークショップの模様


SRIインターナショナルは、スタンフォード大学により設置された「スタンフォード研究所(Stanford Research Institute)」が非営利組織として独立した世界的な研究開発機関です。コンピュータのマウスやiPhoneのSIRI、 インターネットのURLなど、私たちの生活を一変させた数々の革新的イノベーションを創出してきたことで知られています。


金沢工業大学では2014年度からSRIインターナショナルと提携し、学生を対象としたワークショップを毎年、開催してきました。


当「SRIワークショップ(SRI's  Introduction to Innovation)」では、SRIのイノベーション創出の実践方法を体系化した「イノベーション5つの原則」を学ぶワークショップ(5DOIワークショップ)に加え、"Design Thinking"の考えも導入しています。


学生はワークショップを通じて、自身の研究テーマや実現したいアイデアを市場ニーズや顧客視点でとらえ、イノベーション(新しい顧客価値)をチームで創造していくノウハウを実践的に学びます。


金沢工業大学では今後もイノベーション創出を可能とする「世代・分野・文化を超えた共創教育」の充実を図ってまいります。



【イノベーション5つの原則について】
SRIインターナショナルが自らの実践と世界各国の企業・団体と連携し見出した「現場たたきあげ理論」ともいえる実践法を体系化したものです。
原則その1:顧客と市場の重要なニーズをとらえる
原則その2:顧客価値の創出
原則その3:イノベーションをリードするチャンピオン
原則その4:イノベーション・チームの構築
原則その5:チーム内の意思統一


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