記事詳細

金沢工業大学の学生2チームがRoboCup2017世界大会への出場権を獲得

金沢工業大学 夢考房RoboCup@Homeプロジェクトと合同会社D.K.T.のコラボチーム「happy miniチーム」と、「夢考房ロボカッププロジェクトチーム」がRoboCup2017世界大会への出場権を獲得しました。

出場権の獲得は審査書類の提出により決まりました。技術論文(Team Description Paper)、ビデオ、ウェブサイト、科学的貢献、大会への貢献など総合的に判断されます。

夢考房RoboCup@Homeプロジェクトについて

夢考房RoboCup@Homeプロジェクトは、happy miniチーム(昨年までのチーム名はdemura.netチーム)として@Homeオープンプラットフォームリーグに出場します。RoboCup@Homeプロジェクトは新しい形の夢考房プロジェクトでロボティクス学科・出村研究室から技術支援を受けて生活支援ロボットを開発しています。2016年は「RoboCup Japan Open 2016」RoboCup@Home エデュケーションリーグに参戦し、優勝しました。世界大会には過去、2015年中国開催(9位)、2016年ドイツ開催(8位)に出場しています。

夢考房ロボカッププロジェクトについて

夢考房ロボカッププロジェクトは、ヒューマノイドリーグに出場します。ロボカッププロジェクトは、1999年に発足し、ヒューマノイドロボットの設計・製作を行い、大会に出場しています。2016年は「RoboCup Japan Open 2016」ヒューマノイドキッドサイズリーグに出場しました。今大会には5チームが出場し、チームは3位の成績を収めました。また、これからのロボットに必要になってくる技術力を3種目で競うテクニカルチャレンジにおいては、1位という結果を残しました。

Robocupについて

RoboCupは、ロボット工学と人工知能の融合、発展のために自律移動ロボットによるサッカーを題材として日本の研究者らによって提唱されました。西暦2050年「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という夢に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としたランドマーク・プロジェクトです。現在では、サッカーだけでなく、大規模災害へのロボットの応用としてレスキュー、次世代の技術の担い手を育てるジュニアなどが組織されています。

今年のRobocup2017世界大会は、7月27~31日に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)、武田テバオーシャンアリーナを会場に開催されます。なお、最終的な世界大会への出場は学内の審査により決定されます。

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.