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石川県警察サイバー防犯ボランティアに金沢工業大学生3名が委嘱

ボランティア登録学生。左から宮口さん、宮沢さん、豊田さん石川県警察が2016年度に新たに制定した「石川県警察サイバー防犯ボランティア」(以下「サイバーボランティア」)に、金沢工業大学 情報セキュリティスキルアッププロジェクトに参加している学生3名が委嘱されました。サイバーボランティアは広報啓発やサイバーパトロール等の各種活動を通じて、サイバー空間における健全化と規範意識の向上を図り、サイバー空間の安全確保に資することを目的としています。

サイバーボランティアは石川県警生活安全部長により委嘱され、委嘱期間は原則1年間となっています。石川県警察本部サイバー犯罪対策室と連携しながら、以下の活動を行います。

(1)サイバー空間の安全確保に資する広報啓発および教養活動

(2)サイバーパトロールによる違法・有害情報の浄化活動

(3)サイバー空間の安全確保に資する情報の交換等

11月15日(火)に石川県警察本部においてサイバーボランティア委嘱状の交付式が行われました。今回登録されたのは豊田真治さん(情報工学科3年次生)、宮沢時生さん(情報工学科2年次生)、宮口誠さん(情報工学科2年次生)の3名です。交付式には学生代表として豊田さんが出席しました。

情報セキュリティスキルアッププロジェクト(代表:情報工学科 五十嵐寛 教授)では週に一度の勉強会を行い情報セキュリティ分野の知識を高めるとともに、学外の方も多数参加するKITpro勉強会の企画、セキュリティ・ミニキャンプin北陸への参加、セキュリティ競技会への参加や自らの競技会企画・開催、地域の小中学校に赴きネットいじめ防止講演会を行うなど、学内外で活発な活動を展開しています。2016年11月現在、1年次生から大学院2年生まで約50名が参加し、自主的な活動に取り組んでいるプロジェクトです。学年を越えた知識の継承を行うことで、今後ますます必要となってくる情報セキュリティ分野の発展に寄与しています。こうした活動が認められ、石川県警によりサイバーボランティアの委嘱を受けました。今回登録された3名の学生はもちろんのこと、プロジェクトメンバー全員が何らかの形で地域に対して貢献することができる活動の場となっています。

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