金沢工業大学夢考房エコランプロジェクト（メンバー４９名）は８月２３日（土）、２４日（日）の２日間、広島県運転免許センター高速体験コース（広島市佐伯区）で開催された自作省エネカーによる燃費競技会「スーパーマイレッジカーチャレンジ広島２０１４」にオリジナルエンジン搭載車両である「ｓｔｒａｄａｌｅ」（読み　ストラダーレ。チーム名「ＫＩＴエコランプロジェクトA」）と、「G．E．ＡＬＴｉＣ」(読みジーイーアルティック。チーム名「ＫＩＴエコランプロジェクトB」)で大学・高専クラスに出場し、「ｓｔｒａｄａｌｅ」が燃費記録２３３９．５ｋｍ／リットルで1位に、また「G．E．ＡＬＴｉＣ」も１５４０．６ｋｍで3位に入賞しました。

金沢工業大学の同大会優勝は2年ぶり。初参加した2005年以降、今回で6回目の優勝です。

「スーパーマイレッジカーチャレンジ広島」は、一人乗りの自作自動車でコースを平均時速２５ｋｍ/h以上で定められた周回数走行し（約１８ｋｍ）、どれだけ少ない燃料で走行できるかを競うレースです。　

夢考房チームの「ｓｔｒａｄａｌｅ」は、国内の学生で初めて学生自身の手で製作した３５ccのオリジナルエンジン搭載車両です。

大学・高専部門の順位は下記のとおりです。

1位　金沢工業大学　「ｓｔｒａｄａｌｅ」　（ＫＩＴエコランプロジェクトA）　燃費２３３９．５ｋｍ／リットル

2位　名城大学　燃費１７１６．２ｋｍ／リットル

3位　金沢工業大学　「G．E．ALTiC」(ＫＩＴエコランプロジェクトB) 燃費１５４０．６ｋｍ／リットル

「stradale」　チームリーダー　山村拓己さん（機械工学科3年）のコメント

優勝を奪還できてうれしいです。天候が悪く、エンジンのコンデションもよくありませんでしたが、チーム一丸となって、問題発見、解決に取り組みました。燃費２３３９．５ｋｍ／リットルという記録は、このコンデションの中ではよく出せた思い、満足しています。