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夢考房人工衛星開発プロジェクトが「種子島ロケットコンテスト」に初出場。軟着陸に成功

夢考房人工衛星開発プロジェクトが2014年3月8日(土)、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 種子島宇宙センター 竹崎芝生広場で開催された「第10回種子島ロケットコンテスト」に初出場しました。

 

夢考房人工衛星開発プロジェクトは大学の授業で学んだ知識と夢考房で得た技術を使い、超小型人工衛星の研究・開発を行うプロジェクトで、2012年11月に発足しました。自分たちの手で人工衛星を開発し、金沢工業大学発の衛星を宇宙へ打ち上げ、運用することが最終目標です。

 

3月8日に行われた「種子島ロケットコンテスト」では、夢考房チームはCanSat(小型模擬衛星)によるcome-back競技「ペイロード部門」に出場しました。

高度100m前後の係留気球から遠隔操作でCanSatを投下し、投下後は自律で飛行または走行して指定したポイントの近くに到着できるかを競います。

 

 

大会は強風と雨の中、行われました。

 

「ペイロード部門」には21チームが参加しました。大半のチームが着地の衝撃でCanSatが破損したり、空中分解するなどで走行不能に陥った中で、夢考房チームは投下後の強風の影響で、競技場隣の公園まで吹き飛ばされ、軟着陸後もパラシュートが風に吹かれて引きずられたものの、機体は全く破損せず、電装系も正常に稼働し、パラシュートと外装の自動切り離しまで正常に行われました。

 

 

 

[関連サイト]

夢考房人工衛星開発プロジェクトについて

http://www.kanazawa-it.ac.jp/yumekobo/project/15jinko_ese.html

 

夢考房人工衛星開発プロジェクトFacebook

https://www.facebook.com/KanazawaArtificialSatelliteProject

 

夢考房人工衛星開発プロジェクトTwitter

https://twitter.com/SatelliteK

 

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