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奥村善久名誉教授に対して文部科学大臣から感謝状授与

工学分野のノーベル賞と言われる「2013 Charles Stark Draper Prize」(チャールズ・スターク・ドレイパー賞)に日本人として初めて選定された奥村善久金沢工業大学名誉教授に対して文部科学大臣から感謝状が贈られることになり、4月10日(水)13時15分より、金沢工業大学扇が丘キャンパス1号館益谷記念室で授与式が行なわれました。

 

文部科学省研究振興局から生川浩史振興企画課長と永田勝課長補佐が来学され、生川課長から奥村名誉教授に感謝状が手渡されました。

 

なお、文部科学省によれば、海外の賞受賞に関して文部科学大臣から感謝状が授与されるのは、今回が初めてとのことです。

 

 

「 Charles Stark Draper Prize」は全米技術アカデミーが「社会に多大なインパクトをもたらした業績を持つエンジニア」を表彰する権威ある賞です。

過去、集積回路やWorld Wide Webの発明者、GPSの開発者など、工学分野で革新的な業績をあげたエンジニアに贈られています。

 

今日の携帯電話に代表される移動通信システムは日本が1979年に世界で初めて実用化したものですが、奥村善久名誉教授による「移動電波伝搬の研究」と「新移動通信システムの開発」があって初めて実現できました。この業績が「世界初の携帯電話ネットワーク、システム、標準規格に対する先駆的貢献」をなしたと評価され、日本人初の「 Charles Stark Draper Prize」受賞につながりました。

 

奥村名誉教授の「2013 Charles Stark Draper Prize」受賞に関するニュースは下記のWebページをご覧ください。

http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2013/1192766_3527.html

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