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「高信頼スマート組込みシステム技術者の育成」が文部科学省の事業に選定

金沢工業大学と北陸先端科学技術大学院大学との連携による取組「実践力と創造力を持つ高信頼スマート組込みシステム技術者の育成」が文部科学省平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」(分野連携)に選定されました。

 

「大学間連携共同教育推進事業」は、国公私立の設置形態を超え、地域や分野に応じて大学間が相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から、優れた取組を選定し、重点的な財政支援を行うことにより、教育の質の保証と向上、強みを活かした機能別分化を推進することを目的としています。

平成24年度は各大学等から153件の申請があり、49件の取組が選定されました。

 

 

連携校

金沢工業大学、北陸先端科学技術大学院大学

 

連携機関

一般社団法人 組込みシステム技術協会、

社団法人 石川県鉄工機電協会、 社団法人 石川県情報システム工業会

 

 

[連携取組の概要]

近年、計算機チップを組み込んだネットワークアクセス機能を持つスマート化された電子機器や機械装置が急速に増え、これらの組込みシステムは、特に高信頼が求められており、技術立国としてのわが国の「ものづくり技術」を担う基幹産業となりつつある。このような産業構造の変革により、学問領域横断型かつ問題発見・解決型の「統合型教育コース」の構築が産業界をはじめとする社会から強く求められている。

そこで、本連携取組では、自らの基軸をしっかりと形成した上で従来の学問分野の縦割りを超えて総合的に思考ができる知的に開かれた「高信頼スマート組込みシステム技術者」を育成する学士課程、修士課程、そして6年一貫の教育システムを構築する。また合わせて、学習成果発表会や実践型インターンシップの仕組みを開発すると共に、学生の授業内外の学修の実態を把握する仕組みと、学修成果の達成度を把握する仕組みをステークホルダーと共に構築する。

 

*なお、平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」(地域連携)では、石川県内の19の高等教育機関(大学、短期大学、工業高等専門学校)による「学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの構築」が選定されています。

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