応用バイオ学科

生命情報、生命科学及びバイオ工学を基盤とした新しい産業構造を支える人材の育成を目指す。

キーワード
  • ・生命現象解析力
  • ・脳機能解析力
  • ・生命科学応用力
  • ・バイオ工学技術応用力

学ぶ領域

①バイオ工学
微生物や酵素の働き、バイオセンサーやバイオエネルギーなどのバイオ工学を中心とした領域を学ぶ。
②脳科学
認知や感覚・行動を制御する神経網や脳の機能、およびその特性に最適な「人に優しい機器」の設計について学ぶ。
③遺伝子工学
ゲノムや遺伝子の仕組みやその解析手法と、これらに関するタンパク質の合成過程などに必要な領域を学ぶ。

専門科目一覧

【1年次】

バイオ・化学大意(応用バイオ)/基礎生物学/人体の構造と機能/バイオ工学入門/バイオ情報入門

【2年次】

生命と安全/アカデミックライティング/細胞の構造と機能/バイオ・化学基礎実験・演習A・B(応用バイオ)/分子生物学/有機化学/神経科学/データ解析/細胞生物学/微生物学/感覚機能論/バイオ情報基礎

【3年次】

生命と倫理/応用バイオ専門実験・演習A・B/生命科学/遺伝子工学/生化学/食品栄養学/運動機能論/生体測定/細胞工学/タンパク質工学/アドバンストバイオ工学/脳科学/医用工学/アドバンストバイオ情報

【4年次】

応用バイオ統合演習

研究

4年次には学科の研究室に所属し、1年間、テーマに沿って研究活動に取り組みます。

学科Q&A

Q

KITの応用バイオ学科はバイオ系学科の中でも学ぶ領域が幅広いと聞きましたが?

A

応用バイオ学科では、微生物やキノコ・植物などから有用物質をつくり出す「バイオ工学」、コオロギなどを使った脳機能研究を医療機器などに活かす「脳科学」、遺伝子組換え微生物を利用した有用物質の生産をめざす「遺伝子工学」の3分野が学べるのが特徴です。バイオ工学と遺伝子工学はバイオ工学領域に属し、脳科学はバイオ情報領域に属するため、通常は違う学科になりがちですが、本学では両領域が融合したカリキュラムになっています。「21世紀はバイオの時代」と言われますが、脚光を浴びる生物全般を幅広く学べます。
高校生の段階で、今の生物のどの領域や分野に自分の興味や適性があるのかを判断し、絞り込むのは難しいと思います。だからこそ、本学科の3分野を一通り学んでみて、その中から「これが面白い」「適性がある」など自分で選べるのは、大きな利点です。

Q

この学科に「応用」とついている意味は?

A

バイオ工学、脳科学、遺伝子工学それぞれが、製品として世に出すという目標を持つということですね。バイオの知見をアウトプットして社会貢献や産業利用、企業活動に結びつけられる出口があることが応用の意義であり、やりがいのある点だと思います。

Q

応用バイオ学科には研究室体験プログラムがあると聞きましたが、どんなものですか?

A

本学科では1年次のときから自由配属制度を活用することにより、教員指導の下、興味のある研究室に自由に出入りできるのです。やる気のある学生によっては、1年次から研究室の先輩たちと話すことができ、実験のやり方なども見学でき、モチベーションもグンとアップします。バイオの実験は時間がかかるものが多く、このプログラムで早めに参加しておくことは、高学年になってから有利です。

Q

就職先の傾向を教えてください。

A

食品関係では開発・製造・品質管理・商品企画など、医薬品関係では医薬品原料の研究開発、MR(医薬情報提供者)などです。特にサプリメントなど機能性で差別化を図る健康食品や医薬品の業界では、文系出身者ならば専門的な説明が難しいケースも出てきますが、バイオの知識があれば詳しい機能などへの理解度も深く、説得力のある説明ができます。バイオを幅広く学ぶ応用バイオ学科ならではの広範な知識を活かしていけば、食品や医薬品の業界で自分のポジションを確保して活躍できるのです。また、IT企業など情報系の企業へも就職しています。

学科メディアコンテンツ

学科紹介ビデオ

応用バイオ科をダイジェストで紹介します。

動画での紹介はこちら

学生の活躍

進路・資格

主な就職先 (過去3年間の卒業生実績)

  • 栄研化学
  • NECディスプレイソリュー
    ションズ
  • 加賀東芝エレクトロニクス
  • 小松精練
  • JCRファーマ
  • 澁谷工業
  • スズケン
  • 大正製薬
  • 大和冷機工業
  • 東亜薬品
  • 東芝
  • JR西日本
  • 日亜化学工業
  • 日医工
  • ニプロ
  • 日本曹達
  • 東山フイルム
  • 三谷産業
  • ユニ・チャームプロダクツ

以下の企業に就職した卒業生の学生時代の活躍を動画で紹介

取得できる推奨資格

  • 情報処理技術者
  • 危険物取扱者 甲種・乙種
  • 公害防止管理者
  • 環境計量士
  • エックス線作業主任者
  • 放射線取扱主任者
  • 毒物劇物取扱責任者
  • 廃棄物処理施設技術管理者
  • 知的財産管理技能検定
  • 日商簿記検定 2級・3級
  • 実用英語技能検定 1〜準2級
  • 工業英語能力検定 1〜4級
  • 日本漢字能力検定 準1〜3級
  • 秘書技能検定 準1〜3級
  • 日本語検定 1〜3級
  • バイオ技術者検定 中級・上級
  • ビオトープ管理士
  • ITコーディネータ
  • 品質管理検定(QC検定) 1〜4級
  • 実用数学技能検定 1〜3級
  • TOEIC
  • ドイツ語技能検定試験 1〜4級
  • 中国語検定試験 1〜準4級
  • MOS
  • 韓国語能力試験
  • 現代用語能力検定
  • 語彙・読解力検定

取得できる教育職員免許状

高等学校教諭一種免許状(理科)、中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種免許状(工業)

教育目標

現代社会において、高品位な社会生活に必要な生命科学に基づいた技術開発が期待されている。本学科では、新機能分子創出などに代表されるバイオ工学、ゲノム解析や遺伝子解析に関する遺伝子工学、人間の行動や感覚の仕組みを説明する脳科学を主に学ぶ。生命現象の基礎となるDNAやタンパク質の合成過程、生物の基本機能、感覚や行動を制御する脳の仕組みを理解し、広義のバイオ技術に基づいて新しい産業を担うことのできる人材を育成する。

修得する知識・能力

@生命科学基礎能力
生命現象を支える基本単位である細胞や生体分子の構造と機能に関する知識を理解し、それらを生み出すしくみや情報の流れを理解することができる。
A生命科学倫理考察能力
生命科学およびバイオ工学分野における安全と倫理について理解し、ある状況におけるリスクや倫理的問題を発見したり、問題解決策を立案したりすることができる。
Bバイオ工学基礎能力
生物学、生理学、生化学、遺伝学などの生命科学に関する基礎知識を理解し、自然現象の摂理を科学的・論理的に思考できるとともに、応用バイオに関する専門知識の修得や実験・演習を行うことができる。
Cバイオ工学技術応用能力
生物の持つ構造や機能を模倣することによって、新たな機能分子や機能のしくみを生み出すことが可能なバイオ工学技術を理解し、その手法を活用することができる。
D人間科学基礎能力
人体の機能、感覚や認知、行動のしくみ、さらに動物の行動に関する基礎知識を修得し、それらを統合している脳の情報処理機構の基礎を理解することができる。
E生命現象解析能力
生命現象を対象とした各種の計測とそのデータ解析の基礎と応用を理解するとともに、医療や福祉を支える工学技術を活用することができる。
F生命科学解析能力
生化学実験、微生物実験、生理学実験、分子生物学実験、遺伝子工学実験、有機化学実験などの実験技術を修得するとともに、実験方法の原理を理解し、実験結果に基づいた考察を行うことができる。
⑧問題解決実践能力
基礎科目および専門科目で学んだ科学と技術を実験や実習、プロジェクトデザインIIIを通してさらに深め、方法論の理解や問題解決を自主的に実践できる。
⑨キャリアデザイン能力
自己の啓発を継続することにより、自己管理能力を高め、自己を実現することができるとともに、将来の進路を開拓していくための行動指針を設計することができる。
所在地一覧
921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1 TEL:076-248-1100
  • ハイ・サービス日本300選
  • JIHEE[(財)日本高等教育評価機構 認証評価]
  • JUAA[(公財)大学基準協会]

K.I.T.(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.