金沢工業大学 数理工教育研究センターでは、高校、企業、大学等の先生方による数理教育の情報交流の機会として、毎年、数理工教育セミナーを開催してまいりました。
本学は、昨年度(平成22年度)から特別奨学生制度や指定校制を取り入れて、多様化する入学生に対応しています。数理工教育研究センターでは、授業として、工学系と情報、化学系にそれぞれきめ細かく統合教育を展開する一方、課外学習として数理リテラシーパスポートを利用した発展的な学習講座や授業をサポートする授業支援講座などを開講しています。
このように、いわば多様化における『個』に対応することにより、従来に比べ1年生の学びの姿勢が受動的から能動的に大きく変化しています。
能動的に学習する、自ら進んで動くことは、学校生活にとどまらず企業に進んでも非常に大切な姿勢です。学生時代にこの姿勢を習慣化することが望まれます。本セミナーでは、能動的に学ぶ、自ら進んで動くという姿勢の習慣化のために、どのような教育システムやプログラムが役に立つか、たとえばきたえる教育、ほめる教育、引き出す教育などの授業や課外学習の成果や提案などについて討議したいと考えてます。
以上の趣旨で、セミナーテーマを、『きたえる・ほめる・引き出す教育のこれから』としました。
セミナーご参加の皆様からは、広くご意見やご助言を賜り、基礎学力の向上を目指した有意義なディスカッションの場となれば幸甚に存じます。