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チューター紹介

教授・博士(工学)
篠田 昌久   Shinoda Masahisa
略歴:
大阪大学基礎工学部物性物理工学科卒。同大学大学院理学研究科修士課程(物理学専攻)修了。三菱電機(株)入社。応用機器研究所、電子商品開発研究所、映像システム研究所、ビデオディスク事業開発センター、映像情報ストレージ統括部、映像情報開発センター、映像情報開発研究所、先端技術総合研究所に勤務。兼務にてディジタル・エイテック(株)出向を経て、2015年本学教授就任。

 

●在学生の皆さんへメッセージ:

 本学は教育や研究活動にさまざまな特色のある仕組み が用意されています。きっと皆さんの期待や要望に合う プログラムが見つかると思います。万一見つからない場 合でも、提案という働きかけを行うことができると思いま す。このことは本学に在学する皆さんの大きな特権です。 是非とも大いに活用していただきたいと思います。 周りの友人や仲間、そして教員を巻き込んで雄大な夢を 実現して欲しいと願っています。数理工センターの教員が ヘロヘロになるまで活用してください。

 

●高校生の皆さんへメッセージ:

 私は電機メーカで光情報機器における光学設計開発を 担当していました。早い話が皆さんのご家庭に身近に あるDVDやブルーレイレコーダ、液晶TVの照明系です。 光に関わる設計の基本となるのは、物理で言えば「反射 と屈折の法則」です。そしてこれらを記述する数式が主に 三角関数になります。従って、企業での設計業務における バックグラウンドは、高校での物理や数学が出発点にな っているのです。このことは光情報機器の分野に限った ものではなく、あらゆる製品開発において、高校で履修 する内容がベースとなっています。こういったことを少し でも頭の片隅に置いておきましょう。 またいろいろなことに興味や好奇心を持ち、自分がわく わくすることを見つけて下さい。いい意味での肉食系で あって欲しいと思っています。