イノベーション創出を可能にする「世代・分野・文化を超えた共創教育」
世代を超えた共創教育
分野を超えた共創教育
文化を超えた共創教育
金沢工業大学はプロジェクトデザイン教育を軸として「世代・分野・文化を超えた共創教育」を実践します。世界の舞台で活躍できる能力を育む「アクティブでオープンな夢考房キャンパス」を実現し、学生はそれぞれの夢やビジョンの実現を目指してアクティブに知的創造活動に取り組みます。
イノベーション創出を可能にする「世代・分野・文化を超えた共創教育」
世代を超えた共創教育
分野を超えた共創教育
文化を超えた共創教育

金沢工業大学はプロジェクトデザイン教育を軸として「世代・分野・文化を超えた共創教育」を実践します。世界の舞台で活躍できる能力を育む「アクティブでオープンな夢考房キャンパス」を実現し、学生はそれぞれの夢やビジョンの実現を目指してアクティブに知的創造活動に取り組みます。

プロジェクトデザイン教育

プロジェクトデザイン教育は問題発見から解決にいたる過程・方法をチームで実践しながら学ぶ、全学生必修のKITオリジナルの教育です。
ユーザーはどんなものを必要としているのか、問題を発見し、知識やアイデアを組み合わせて解決策を創出し、プロトタイプ(試作品)やプログラムなどに具体化します。

そして具体化されたアイデアを実験し、解決策がユーザーが求めているものなのか検証・評価し、その成果をわかりやすく発表します。ユーザーを想定して何が問題で何を解決するべきかを考える「デザインシンキング」の手法も取り入れ、グローバル人材に期待される「イノベーション力」を実践的に身につけます。

2016年度から「世代・分野・文化を超えた共創教育」を全学展開します
2016年度から「世代・分野・文化を超えた共創教育」を全学展開します
世代を超えた共創教育
世代を超えた共創教育

社会における技術者の活動は多様な世代との協働で行われます。このためKITは社会人との共創学習を2016年度から展開し、世代を超えた交流を推進します。
プロジェクトデザイン教育では学内外との共同研究や地域との連携を通じて、世代を超えた社会協働プログラムを開発します。
またプロジェクトデザインⅢ(4年次卒業研究)および大学院研究は、地域と連携して教育に取り組む「大学COC事業」や、国の革新的イノベーション創出中核拠点として複合材料の社会インフラへの応用に取り組む「COI事業」との連携をさらに深めます。
地域の方々や企業の技術者が教育や研究に加わり、学生が世代を超えて多くの方々と関わる中で、深い学びと卓越したコミュニケーション能力やイノベーション創出能力を高めます。

大学COC事業

KITは、2013年度から文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択されています。KITが地域コミュニティの中核的存在(Center of Community)として自治体や企業、病院、小学校・中学校・高等学校等と連携し、多くの地域志向教育研究プロジェクトが生まれています。

キャンパス内にある「アントレプレナーズラボ」でのワークショップの模様。
COI事業

KITは文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」中核拠点に2013年に私立大学で唯一選定されました。我が国における革新材料分野の「センター・オブ・イノベーション」として、一つ屋根の下(アンダーワンルーフ)で、川上(基礎研究)から川下(産業への適用研究)までの一貫した研究開発を行い、複合材料の社会インフラへの応用を目指しています。

やつかほリサーチキャンパスには革新複合材料研究開発センターなどKITの15の研究所が集積。
分野を超えた共創教育
分野を超えた共創教育

社会における問題は技術的課題から科学技術者倫理に至るまで多分野にまたがるケースが多く、専門分野を超えた取り組みが求められています。KITは領域を異にする専門分野や基礎研究・製品開発研究の融合領域を強化し、イノベーションを絶え間なく創出できる学風とシステムを構築します。

クラスター研究室の創設

個々にある研究室とは別に、「プロジェクトデザイン教育」を軸に、学部から大学院までが一貫したクラスター研究室を創設し、連携して社会の多様な課題に取り組みます。さらに専門分野横断型大学院・研究所の創設も進め、産学共同研究を推進します。

学生同士が得意分野を教え合う

イノベーション創出の基盤となる知識・スキルについては反転授業やICT教育を活用するほか、「学生同士が教え合う」KIT独自のアクティブラーニングを2016年度入学生から全授業科目で導入し、確実な定着を図ります。

正課と多分野の課外プロジェクトとの関連を明示するeシラバスを本格運用

正課においても、学科目授業と100を超える課外プロジェクト活動との関連を明示するeシラバスを2016年度から本格運用します。正課と課外プロジェクトとの多種多様な組み合わせにより、学生一人ひとりに最適なカリキュラムを実現します。

正課と課外プロジェクトとの関連を明示したeシラバス
世界最高峰の研究開発機関・SRIと共同したイノベーション創成モデルの構築

KITは世界のイノベーションを牽引する米国のSRIインターナショナル(旧スタンフォード研究所)と共同した「イノベーション力」教育を2014年度から実施しています。SRIが持つ、顧客価値の高いイノベーションを創出する実践理論を取り入れたイノベーション創成モデルを構築し、大学院教育に活用していきます。

SRIと共同して2014年から行われているワークショップの模様。プログラムは英語で実施される。
文化を超えた共創教育
文化を超えた共創教育

KITは2016年度から専門基礎科目とプロジェクトデザイン科目の一部を英語で実施し、4年後の2020年には全授業科目の約50%で工学英語を取り入れた授業運営を行います。
海外インターンシップの充実を図るとともに、提携校のロチェスター工科大学(米国)とはジョイントディグリーにむけて授業開発を進めます。
2014年度からアジアの大学と連携して進めている、学生が海外の学生と多国籍チームを組み、地域のリアルな課題解決に取り組むソーシャルイノベーションプログラム「ラーニングエクスプレス」の世界拠点を目指します。
さらに「プロジェクトデザイン教育」の海外輸出を進めることで、海外に出て行く「グローバル化」から、世界から多くの人びとが「共同と共創による価値」を求めてKITのキャンパスに集う「新時代の夢考房キャンパス」へと変革を行い、文化の異なる人々と、互いに理解を深め、協働する力を養う教育研究システムを構築します。

ラーニングエクスプレス

「ラーニングエクスプレス」はアジアの学生達と多国籍チームを組み、アジアの村でイノベーション創出に取り組むグローバル人材育成プログラムです。専門分野や言葉や文化も違うアジアの学生たちがチームを組み、地域発展、環境問題、持続可能な社会の観点から、村人(ユーザー)の立場になって何が問題で何が必要とされているのかを考え、生み出した解決策は試作品として具体化し、村人に提案します。製品化は「現地住民が現地の技術水準で実施可能であること」が求められています。

KITはこの「ラーニングエクスプレス」の拠点を金沢に置き、世界に学生が出向くだけでなく、世界から学生達がこのKITのキャンパスに来て、多国籍チームで地域の課題に取り組む構想を進めています。

TOPIC01
産学連携で私立大学1位。文部科学省調査「民間企業との共同研究費受入額(研究者数別)」。
産学連携で私立大学1位。文部科学省調査「民間企業との共同研究費受入額(研究者数別)」。

部科学省は「平成26年度の大学等における産学連携等の実施状況調査」を発表し、「民間企業との共同研究費受入額(研究者数別)」研究者数300名以上~500名未満(計42機関)で、KITは国公立も含めた研究機関で総合7位、私立大学では1位となりました。また、研究者数1,000名未満の計341機関中でも、私立大学1位となっています。

NO. 機関名 受入額
(単位:千円)
件数 区分
1 名古屋工業大学 524,376 238
2 九州工業大学 266,996 188
3 京都工芸繊維大学 190,989 140
4 岩手大学 183,265 186
5 奈良先端科学技術大学院大学 169,752 81
6 東京海洋大学 167,420 112
7 金沢工業大学 147,424 92
8 芝浦工業大学 127,597 145
9 埼玉大学 108,019 100
10 情報・システム研究機構 93,528 51
「民間企業との共同研究費受入額(研究者数別)」研究者数300名以上~500名未満(計42機関)
TOPIC02
夢考房41の新建屋が平成29年2月末に完成予定。
夢考房41の新建屋が平成29年2月末に完成予定。

沢工業大学では世界初の創造空間として1993年5月に「夢考房26」を、そして1998年4月には夢考房41を設置しました。金属3Dプリンターや樹脂3Dプリンター、金属加工、樹脂加工、木材加工、板金、溶接、パソコン・資料作成などの各ブース、基板製作室や組込み実習室、パーツショップなど、生み出したアイデアをすぐにカタチにできる”ものづくり”環境が整い、年間300日、利用することができます。

学生は課外での自由なものづくりや、プロジェクトデザイン科目で創出したアイデアのプロトタイプ(試作品)への具体化、研究で必要な実験装置の自作などに活用し、年間利用者数はのべ8万人を超えています。
今回新築される夢考房41はこれらの夢考房の機能を統合化するもので、地上4階建 延床面積4,994平方メートルという、現在の夢考房26・41の面積の約1.7倍の広さとなり、ものづくり環境がいっそう充実します。