情報フロンティア学部の目標

情報技術をベースに広範囲な視野から、「メディア情報環境とコンテンツの創造」「生命と脳のこころ」「認知情報と行動のメカニズム」「情報と社会マネジメント」の分野について学習し、それらの基に、「情報」を安全かつ正確に伝達するだけでなく、機器、コンテンツ、サービス、これらを組み合わせた情報システムを企画、設計、開発、運用、保全することによって、人ともの、人と人、人と社会との間で快適な「コミュニケーション」を実現できる創造性豊かな技術者の育成を目指す。

生命情報学科

分子、細胞、個体、社会の 4つのレベルで生命現象を情報科学的に理解することを目指し、バイオ産業や人間の特性、特に脳の働きを考慮した情報システムへの応用に役立つ科学と技術を対象とする。そして、生命科学を基盤とした産業構造を支えることのできる(情報科学と生命科学を共に身につけた)人材を育成する。分子・細胞情報分野では生命物質の構造と機能、さらにそれを生み出すしくみと情報の流れを理解し、遺伝子工学や細胞工学を習熟するとともに、その発展に貢献できる。また、生物の持つ機能を応用・模倣することによって、タンパク質の改変・改良や新たな機能分子を生み出すことができる。脳情報システム分野では人間の感覚や運動、さらに高次脳機能のしくみを理解し、人間の特性に最適なシステム開発の技術を習熟するとともに、その発展に貢献できる。また、人間以外の生物が持つ特殊な感覚や運動能力、統合機能などの理解によって、人間社会に役立つシステムを設計・開発できる。

学習・教育目標
A 自己啓発・自己管理能力
修学スタイルを確立し、社会に貢献できる人材となるための心構えを身に付けるとともに、自主的・継続的な自学自習能力を身につける。
B 多様な価値観の理解と倫理的判断能力
「知性と教養」・「感性と徳性」・「体力と健康」および技術者としての倫理観の涵養を図る。
C 英語コミュニケーション能力
日常場面で英語での口頭コミュニケーションができ、一般向けに書かれた英文記事の内容を理解できる能力を身につける。
D 現象のモデル化と分析能力、論理的思考能力
行動する技術者としての基礎を築くために、数学・物理・化学を総合的に学び、それらの考え方や知識を工学に応用できる能力を身に付ける。
E 図形コミュニケーション能力
図形表現の技法を理解し、図形によるコミュニケーションができる能力を身につける。
F コンピュータリテラシー
コンピュータに関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につける。
G 基礎的な実験能力
実験に関する基本的な知識と技量を修得し、それらを活用して実験計画の立案と実験の実施、観察、考察、報告ができる能力を身につける。
H 問題発見・問題解決能力
身近な工学の問題を解決するために、現在持っている知識に加えて必要な情報を集め、グループ活動を通して問題を解決することができる能力を身につける。
I 情報に関する基礎的素養および情報処理の基礎と応用を学び、コンピュータを活用できる。
J 生物学、生化学および遺伝について学び、生命現象の基礎を分子・細胞レベルで理解する。
K 主に人間を対象として身体を構成する要素の構造と生理を学び、生物としての人間機能の基礎を理解する。
L 生体電子計測や心理物理計測の基礎と実際およびその統計的解析手法を学び、生命現象を対象とした各種の計測とそのデータ解析ができる。
M 主に人間の感覚・認知・行動のしくみを学び、それらを統合している脳の情報処理の基礎を理解する。
N 専門基礎科目で学んだ科学と技術を実習を通してさらに深め、方法論の理解や問題解決の実践法を修得する。
O これまでに学んで来た知識と技術を駆使し、工学設計IIIにおける活動領域プログラムを自主的に実践できる。
P 将来の進路についての行動指針を得る。
Q 自己の能力を正しく認識し、自己啓発を継続し、自己管理能力を高め、自己実現への努力を続けることができる。

改訂:平成19年1月1日
平成16年3月31日

[close]